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第1回和解調停

我々闘闘穏健派と敵対していた苺魔死麻呂武闘派の大物某氏と正式な和解調停のための会談を12月30日23時30分、上野派世羅で執り行った。

見せびらかすように苺魔死麻呂Tシャツを着て上野に参上した某氏に負けじと、闘闘Tシャツ全開で最初の接触を試みるも闘闘Tシャツに対する某氏の暴言により路上でいきなり掴み合いに発展。引き離される両者。

派世羅にて立会人は11人。軽く現状の問題点や行き違いがあった部分などを話し合う。本人からサインをもらえるなど直接対象物と接触できる闘闘派に対して、行き場のない一方的な愛情を自分自身で昇華するしかない苺魔死麻呂派の不満点や、ブースにいる誰が薔薇粋ーなのか分からなかったなど聞かされた。

まずは最初のエール交換代わりに「星占いの歌」をプロモーション映像付きで某氏とデュエット。赤眼鏡で応戦するも某氏に流暢なライムを魅せつけられる。悔しかったので掴みかかるも立会人に引き離される。「ココロの問題」では赤眼鏡を装着しているにもかかわらず某氏に紗也香パートを歌われ切れそうになるが掴みかかる前に引き離される。「お願い!プライムミニスター」は派世羅にはなかった。

その後若衆と日頃の労う懇親会に移り、闘闘羅伊舞で疲れていた俺はいつしか眠りについていた。

───どのくらい経っただろうか。明け方と思わしきまったりした時間帯の派世羅に某氏のエモーショナルボイスが響いていた。

いちごコンプリート」だ・・・。薄目をあけるとオーバーアクションをまじえてシャウトする某氏のシルエットが逆光の中に浮かぶ。何かにせき立てられるかのように飛び起き、サブマイクを掴んで立ち上がる。──気持ちいい・・・いちごコンプリートを熱唱している二人はどちらからともなく自然と握手。

2005年12月31日早朝、かくしてここに両者の和解が成立した。