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げんしけん6巻

今日着いた。読んだ。終わった。
いや、げんしけん自体は今も連載中(もうちっとだけ続く)だが、久我山、田中、斑目の3人の卒業をもって俺の中のげんしけんは一つの終わりを迎えた。
作者はあの「5年生」を描いた木尾士目だ。ただのオタサークル物語であるはずがない。連載開始以来ずっと、ライトな表現の中に隠された人間関係を読み解く行為に耽った。(その多くは深読みしすぎだったが・・・)
とにかく斑目君の恋愛物語としてのげんしけんは終わったが、連載は再び笹原を主軸に、咲ちゃんが適当に突いて、笹原の代の卒業まで進むのだろう。そして大きなキーワードは笹原とオギちゃんの関係だ。実はオギちゃんのキャラ付けって今の所どうも中途半端な気がしてならない。それはなんでオタクを同族嫌悪するようになったかが重要だがまあこれはエピソード待ちかな。朽木は一度消えたキャラにもかかわらず、斑目がオタクとしてのアイデンティティを失ってしまったので再投入された感が強い。しかもげんしけんに足りない極端なキモキャラとなって。ちょっとそれが空回りしてる気がするけども。
作品として大きなヤマを越えたここからが木尾士目の本領発揮なのだが、笹原、荻上、咲、高坂、大野、朽木と、今まで話を引っ張ってきた斑目(と咲)不在の状態で、それぞれがあまりにもバラバラすぎて今後どうなるのかどう締めるのか想像付かない。
id:osugi81:20050627

ここから笹原と荻上の鬱展開に行くんですよね。

斑目卒業までは比較的フラットな展開をしていたんでその反動で期待しているんですけどねぇ。

a 『あたしゃまだ咲×斑を諦めてませんよ。』

斑目は咲ちゃんに一瞬でも男を感じさせたら勝ちだ!それも期待したい!

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志村貴子げんしけん2を描いてもいい!