http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061213k0000e040088000c.html
閉廷後に記者会見した金子被告は「ウィニーは有用で、将来その技術は評価していただけるものと信じている。私は『違法なファイル交換はやめて』と言い続けてきた。判決は残念であり、控訴して技術開発のあり方を世に問うていく」と悔しさをにじませた。
Winnyは使ったことないので知らないんだけどスプラッシュに「著作権侵害行為厳禁」とかの文言は入っているのかな?
ソフトウェア開発は基本的に合理的にかつ効率よい手段を模索する作業の連続だと思うが、便利、ってだけで人はどこまでもダメになれるんだ。
個人的にはこういう常識に風穴を開けるような痛快なのは好きなんだけど、後始末が格好悪いよなぁと思う。
金子被告の逮捕をきっかけに設立されたNPO法人「ソフトウェア技術者連盟」(会員約50人)の会員らも傍聴した。主文言い渡し直後に「不当判決」と書かれた紙を掲げて法廷から出てきた同連盟の木村耕一郎理事(35)は「日本のIT技術の発展を終わらせる判決。誰も怖くてプログラムを開発できなくなる」と悔しさをにじませた。
なんかいじけた言い方だよなぁ。そんな自分も怖くなるようなプログラムを開発しなければいいんだよ。Winnyの匿名性は2chの匿名性*1がヒントになっているんだろうから、2chのダウンロード板(だっけ?)をベースに開発していなかったらここまでエッジなソフトウェアは開発出来なかっただろう。
まあ、そういったことはさておき今回の問題は結局運用のあり方だと思う。
*1:匿名の論議は省略