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ばるぼらさんの5時間。@円盤

ばるぼらさんが5時間のトークライブをやるって言うんで高円寺は円盤まで行ってきた。
開始が18時と早かったので急いだんだが円盤に着いた時間はイベント開始から30分経って18時半くらい。客は7〜8人ってところか。入場料の1000円払ってドリンクをもらう。安い。後で知ったことだが主役であるばるぼらさんも1000円払って入場しているらしい。払った1000円分は楽しませると言っていたが、自分も1000円払ったので客は俺を楽しませろとの事。
入った時にはフェチAVの鑑賞会をしていた。その後ばるぼらさんが去年買った古本自慢をしていた。もちろん俺には見た事も聞いた事もないものばかりだ。
5時間だらだらと喋り、オチもなく終わらせると言っていたが、一応2/7発売の「世界のサブカルチャー」よりばるぼらさんが担当した音楽レビューを中心に進行。主に90年代の音楽シーンの空白について言及。埋もれている名盤を発掘し、何故これが評価されないのか?よくレビューにある名盤100選などにこれらのアルバムが取り上げられないのは単純に知られてないのではないか?それでは名盤100選の意義とは?など。

世界のサブカルチャー (NT2X)

世界のサブカルチャー (NT2X)

トーク中盤辺り(と言っても正味2時間くらいある内容だけど)が一般向け内容で分かりやすかったので覚えている限り書き留めておく。
イタロ・ハウスことユーロビートが日本で流行ったのはAメロ、Bメロがあるのが分かりやすいから。
小室哲哉をきちんと評価しないで来ていいのか、という話。小室の影響を公言しているDE DE MOUSEや、渋谷系と小室の合流地点である中田ヤスタカ、と今売れているサウンドは何らかの形で小室の影響下にある。
TMネットワークGet Wild』は初期の四つ打ち。
逆シャアのテーマソング『BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜』の途中にある転調が強引で面白いという小ネタ。また、小室哲哉は90年代のカラオケ隆盛にも寄与し、サビ前に四拍空けるとか歌いやすい工夫がされている。
小室哲哉の初めてのソロ、シティハンター3テーマソングの『RUNNING TO HORIZON』では宇都宮隆のようにロックっぽい歌い方が出来ず、これが気になったのか後に出たシングルではボーカルを重ねて更にエフェクトを掛けるようになり、これが小室哲哉エレクトロニカに走る切っ掛けになったのでは?という指摘。
小室はTRF『Easy Do Dance』で更に曲の作り方が進化してサビのメロディーで2音しか使ってない。


ボイスパフォーマンスの視点からナードコアについて。ガヴァンゲリオン、RAM DOUBLER(現RAM RIDER)、XROGERのThe best of 水色時代などをサンプルに、GABBA、HARDCOREに人の目を向けさせるために上物に分かりやすいアニメ・ゲームネタを多用。

話は電波ソングに。MOSAIC.WAVの『Magical Hacker☆くるくるリスク』で展開されているCDエラー・サンプリングネタをサンプルにOVALの手法は今や電波ソングの一アレンジとして使われているとの話。

Ovalprocess

Ovalprocess

AmazonOVAL『Ovalprocess』レビューより。

Ovalことマーカスポップの専売特許となっているいわゆるプリペアドCDの手法。自前のオーディオファイルを焼いたCDの記録面になんとマジックで線を引いてデジタルノイズを発生させるもの。

音楽雑誌に無視されるネットレーベルと初音ミクについて。ネットレーベルが音楽雑誌などで取り上げられる機会がないのは、ものすごく乱暴に言えばレコード会社との関係という話。
http://maltinerecords.cs8.biz/
具体的に言えばマルチネレコード。サイトのinfoによるとマルチネレコードはid:tomadさんとSyemさんによるJasrac is a joke.を謳っているネットレーベル。Syemさんは分からないけど、tomadさんはオールナイトイベントでIDチェック通らない人。簡単に言えばまだ10代。非クラブ世代からリリースされるクラブミュージックはまた違う評価軸が必要かという話。
http://maltinerecords.cs8.biz/14.html
http://blog.livedoor.jp/imoutoid/archives/51033393.html
俺も去年衝撃を受けたimoutoidも紹介された。上物は『D.C.ダカーポ』ネタのMADのそれなのに、ナードコアにいかずエレクトロニカに仕上がってる。ばるぼらさんは触れてなかったけどimoutoidのRemixはCDになってます。
http://www.avss.tk/product/oau02/
つーか俺もまだ手に入ってないんだよね。あー今日渋谷行ったからGUHROOVY寄ってくるんだった(;´Д`)

話は逸れるが、去年から今年に掛けて都内の有力レコ屋、ハコの閉店が相次いでいる。

  • CISCO RECORDS(2007年12月10日閉店)
  • スパイス・レコード(1号店2007年12月16日、2号店2008年1月27日閉店)
  • MILK(2007年12月31日閉店)
  • Space Lab YELLOW(2008年6月21日閉店)

単純に不動産の都合だったりオンライン業務に移ったりしている訳だが、クラブミュージックシーンに大きな変革の時期が来ている。それは音楽業界全体に波及する話で、とりまく何かが(もしくは全てが)変わらないといけないんだろう。


初音ミクについて。バンド活動と違ってボーカル募集が高い障壁になるDTMの人らが初音ミクによってボーカルを手に入れる事が出来たという話。
初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」 ‐ ニコニコ動画:GINZA
100万回聞かれる歌なんてそうそう無い訳で。
また初音ミクゲルニカ『銀輪は唄う』。
初音ミク:銀輪は唄う ‐ ニコニコ動画:GINZA
これ俺も初めて聞いたけどすげぇ再現度だな(;´Д`)でむしろこれは正確なビブラートを発せられる戸川純がすごいという話。


とにかくイベントが5時間と長かったので途中意識失った所もあるので覚えているのはこんなとこ。思い出したら追記していきます。


最終的に観客は20人ほどになっていたが、見渡すとばるぼらさんをはじめ、id:prseキドさん、*HTCさん、タカオカくん、id:kanoseid:mohri吉田アミさん(喋って無いので多分。見た目と声だけで判断)らがいた。20人しかいないのになんらかで繋がってる人ばかり。つか*HTCさんは別の場所に行く所をtwitterで呼んじゃったようなものだからね。タカオカとはホント10年振りに会った。昔タカオカの参加してるパーティで俺VJやってたんだけど俺こんなアイオタになっちゃったから顔会わせづらくって(;´Д`)

Ghetto Beat Pusher’s

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