買ったもの

ヒメアノ~ル(6)<完> (ヤンマガKCスペシャル)

完結。なんつーかまたやっちまったかという感じ。さえない男が都合良く美女を彼女にするのはいつもの古谷実ファンタジーだが、いくつものキャラのエピソードを進行させつつ（しかもどれも盛り上がらない）全く収束させずに終わったのは盛り上げに失敗して結末を急いだせいだろうか。
あと、サブキャラの会話で「その他大勢のあるある感」を出そうとしてるんだけどパターン化してきてあんまり成功しているようには見えないな。

GANTZ 28 (ヤングジャンプコミックス)

大阪編が異常に面白く、その後のイタリア編がサラッとしか触れられなかった分、カタストロフに期待が掛かったんだが・・・えっ、そっち行っちゃうの？
相変わらずの迫力ある画はストーリーの中二臭さや台詞回しの陳腐さを差し引いても十分浸れるんだが、この巻はスケールが大きくなりすぎてとにかく見づらかった。それも画面の情報量の多さ故なんだが、正直アニメ版では原作の魅力の半分も引き出せていなかったので来年公開予定の実写映画版「GANTZ」にその情報量の再現を期待してみる。
http://www.gantz-movie.com/