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偶像とヲタ

http://d.hatena.ne.jp/sayuming/20071220
おそらく、ほとんどのアイドルファンが日々思っているだろう事をid:sayumingさんが言ってくれた。

いわゆるヲタはみんな「(好感を持った子を)応援してあげたい」という自然な気持ちを覚えてヲタ活動(推し事w)をしているのであって、「外見にハァハァして商品を買い集めたりイベントに通いつめたりしている」という見かたはすごく短絡的だと思う。

元々アニオタ時代(笑)も俺自身キャラ萌えとかほとんど無くって、アイドル見るようになってからも半分本気で感心、半分俯瞰で見ていた。これはおそらく今も変わってない。熱中している様でいてもう一人の自分は離れた所から冷静に見ている。
実はこのサイトは同僚の女の子にサイトバレしている。それでも職場の人間に見られるかも知れない場所でキモいアイドル話を止めないのはある程度俺のキャラに理解を示してくれているから(諦めているとも言える)、と思っているからなんだけど、それでもその子は

「テレビやステージ上の、つくられたイメージを本物と信じて妄想しているんでしょ、実像は違うのにバカみたい、気持ち悪い」

とは思っているようだ。実情を一生懸命説明するんだけどその辺はあんまり理解されていない。
id:munekataさん曰く、アイドルは別腹である、とのこと。まさにそうだ。別にアイドルと結婚したいとか口に出して言ったことないし、考えた事もそんなには無い(少しはあるのか)。その子は非ヲタの一般人で普通に「(芸能人の)○○と結婚したい!」と平気で人前で言える。俺もその子も本気度から言えば大して変わらないとは思うんだが、男と女の差なのか一方的に男の方がキモい扱いされるんだよな。もっと言って!
Perfumeは会社でもギリギリ話題に出来る数少ないアイドルの一つだが、昨日のモジモジ君を見てまた話題にしづらくなっちゃったかなと思った。ゴールデンタイムに出演ということで期待した余り、ちょい役の出演でガッカリしたという意見が多かったみたいだけど、俺はああいう形でのPerfumeの出演はすごく面白いと思った。ああでなくてはPerfumeではない。普通に幕間でスウィートドーナッツ歌いそうだったよ。

そしてアイドル遊びとしてのCutie Pai。お人形であるという設定は、自称宇宙人だっているくらいだしさして珍しい訳でもない。でも乗っかっちゃった方が楽しいから、というか乗っかることを前提としているわけだからあえて乗っかっている。普通の偶像ではなくメタ偶像的。二重構造からなる偶像というか。「アイドル」と「ファン」に分かれて「アイドルごっこ」をしているような感覚。
作曲を担当しているまゆちゃんはキャリアも長い立派なアーティストである。しかし、アイドルが好きで、アイドルになりたくてCutie Paiを続けているんだという。きわサンもまゆちゃんがライブ会場できわサンのステージを見て「この子が欲しい!」と自らスカウトしたという。普通に考えたら一人で戦略考えて一人でプロデュースしているアイドルな訳で、なかなか出来るものじゃない。だから普通にアイドルとして応援することも出来るが、まゆちゃんの実績とその実力を目の当たりにするとアイドルと言うには本格的すぎてどうしても「ごっこ」をしているという感覚になってしまう。ある意味完璧にアイドルごっこを演じられているプロである。このような迫力はモモーイに通じる物があるかな。
http://d.hatena.ne.jp/little_temple/20071219#p2
id:little_templeにDisられた!

今月のサイゾーに載ってたけどあんなの提灯記事だから!

その通り!

イベントの整理券全部捌けたって言ってもキャパ50人とかだから!

その通り!

おいも屋のイベントに中堅クラスが出た方が全然来る人数多いから!

その通り!知らないけど!

ヘタするとドンキの隣あたりのラムタラの最上階の方がキャパでかいんじゃねえぐらいだから!

さすがにそれはない。あそこ15人入ったら満員御礼だぞ。
サイゾーでのCutie Paiの紹介記事にちょっとだけ反論があるんだけど、Perfumeには絡めないで欲しかったな。Perfumeヲタが多く流入しているのは事実だけど、ビジュアル的に3人組だしPerfumeの二番煎じみたいに見られてしまう事をちょっと恐れてたので俺は初めて見たライブで「Perfumeとは全然違う」というスタンスを表明していた。この現象はむしろ、面白い音楽を求め続けている人たちがその時期たまたまPerfumeに注目していたという話なんだと思う。