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2019年個人的アイドル楽曲ランキング

「今年の一位」ってのはそう思ったその段階でほぼ決まったようなものなんですよ。ランキングの中にはこれがアイドル曲?という曲も含まれているかも知れないが、そういう疑問にはそもそもメジャーとインディーズ、プレスとCD-Rを分ける意味もないだろう、ココロ動かされた楽曲はすべて自分の中のアイドル曲、すべての楽曲は広義のアイドルに属する、我思う故にアイドルあり、と返したい。というか要は見ている範囲が極端に狭いだけなんですが、これとこれは並列に聞いているのでそもそもアイドルとそうでないものとに分けられないという所が本当のところであります。

シングル部門

1位 ラブレター・リターンズ / O'CHAWANZ meets 3776

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O'CHAWANZによる3776リプロダクション。カップリングである地元のシャッター街を憂いた3776の前身「TEAM MII」時代の問題作「ゆうれい商店街・リターンズ」の方がハイカ*1的に意義があるが、「ラブレター・リターンズ」のO'CHAWANZにしては珍しい青春の甘酸っぱさ溢れるリリックが一々おっさんの心を射抜いてこれがもう最高だった。ラブレター、しかと届きました。2019-02-16発売。O'CHAWANZ主催イベント「ツーマン」限定販売。

2位 2037年のバレンタイン / 3776

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3776歳時記シリーズを代表する超絶難度曲。バレンタイン曲なのに不穏なブレイクビーツから始まり次第に収束、安定。最後にもう一形態変化して昇華するのがまさに変態的。2019-04-07発売。3776/歳時記第3巻に収録。

3位 サマーレイン / 広瀬愛菜

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関美彦プロデュースによるex.Peach Sugar Snow、ex.3776LINKモード山梨担当の16歳、広瀬愛菜の2ndシングル。本曲は広瀬愛菜自身の作詞による。広瀬愛菜の伸びのあるボーカルの裏声に変わる瞬間が心地良い。実力派の豪華ミュージシャンに支えられ、特にユメトコスメ長谷泰宏のピアノが曲を強く印象づける。2019-09-29発売。シングルカセットテープ形態でも限定販売。

4位 遊星よりアイをこめて / カイ

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カイちゃんの素直な声質が遊星さながらとんでもない浮遊感(トリップ)を醸し出す佐藤優介(カメラ=万年筆)曲。元ネタはやはりセブン12話なんだろう。2019-06-12発売。

5位 草木 - 一十三十一 Track by 長谷川白紙

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女性ボーカルならアイドル!という曖昧な定義を採用しています。一十三十一のボーカルが長谷川白紙のエッジを和らげ、奥底に流れるサンバのリズムがbirdをフューチャリングしたMONDO GROSSOの「LIFE」を彷彿とさせる「夏」の一曲。2019.9.7アナログのみで発売(2019.8.31先行販売)。

6位 gloomy girl / Farewell, MY L.U.V

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初出から結構時間が経っているが、やはり外せない。この素晴らしい曲を与えられながらもより高みを目指してメジャーへの道を選んだ当時のメインボーカル山添みなみ・・・つくづく残念である。2019-06-26発売。「Dont Touch My Radio」に収録。

7位 Swipin' Flickin' / IDOLATER

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ASOBISYSTEM所属のIDOLATERの第1弾シングル。この記事書いてるこのタイミングで発表された新曲もとてもいい。出来たらフィジカルで欲しい。2019-04-21発売(ダウンロードカード販売)


8位 引力 / 絶対忘れるな feat.ミア・ナシメント

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グループもソロも悪くなかったけどミアちゃんの実力を十分発揮できていた、とは言い難かった。そこで出てきたこのコラボ、「feat.ミア・ナシメント」という字面だけで超大物感漂ってないか?率直に言ってカッコいいミア・ナシメント!2019-10-17発売。

9位 TIC feat.YONEKO / FEATURES

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ボーカリストとしてのヨネコの能力を一段上に引き上げたFEATURESの手腕は素晴らしいと思う。2019-1-20配信。

10位 空耳かもしれない(デモver) / SAKA-SAMA

新生SAKA-SAMAの何度も聞き返したくなる名曲。イントロのギターから泣けるしその後の展開も泣ける。楽曲の選定範囲はアイドル楽曲大賞準拠なので、12月発売のプレス盤ではなくこちらのデモ盤を選定。2019-11-7発売。

11位 reiji no machi / パソコン音楽クラブ(Vo.イノウエワラビ)
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12位 いつくしい日々 / 姫乃たま
13位 形而上学的、魔法 / でんぱ組.inc
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14位 Tiffany Blue / 広瀬愛菜
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15位 デリケートに好きして / 新井ひとみ
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16位 NIGHTMARE BEFORE VAMPIRE / めろん畑a go go
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17位 マーガレット / avandoned
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18位 RIDE ON A WAVE / marble≠marble
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19位 流星旅団 / ノルウェージャンフォレストガール
20位 パノラマ街道まっしぐら / 姫乃たま

アルバム部門

1位 歳時記 / 3776
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2位 パノラマ街道まっしぐら / 姫乃たま
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3位 DONT TOUCH MY RADIO / Farewell, MY L.U.V
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4位 The Both Sides Of The Bloom / xoxo(Kiss&Hug) EXTREME
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5位 追憶のネビュラ / ハレトキドキ
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*1:3776ヲタの総称

ブレイクコア・ガイドブック上下巻

merurido.jp

diskunion.net

平成が終わるのを総括するかのように、2019年の今にポンと世に出された奇跡の書。ほぼフルカラーの200P、大量のディスクレビューとインタビュー記事、しかも上下巻に分かれてるなんてとてつもない熱量だ。

多分、自分が初めてブレイクコアに触れたのは2008年か2009年かくらいにMaltineでだったと思う。元々サイケアウツが好きだったんだけど、その流れを汲んでてとにかく衝撃的でものすごい高揚感を感じる音楽だと思った。それから当時のMySpaceで、ブレイクコア、ラガジャングル関連のMIXを芋づる式にダウンロードしては聞きまくってた。

Murder Channelは何度か行った。友達とかいなかったのでぼっちで参戦してた。MIDI_saiは関西なので行けなかったけど、毎回チェックはしてた。ブレイクコアじゃないけどBogaltaが好きだった。

あと何のイベントだったか覚えてないけどNYU!さんを見に行ってたな。

 そういえばMiiiのジャケット?は緑川百々子仕事だったのをこの本を読んで思い出した。

soundcloud.com

 

 

 

ラジオライフ2019年4月号「NHKでは語られない平成裏ネット史(真)」

www.sansaibooks.co.jp 紀伊国屋書店で探し回ったけどサブカルの棚にも男性誌の棚にもホビーの棚にもどこにも見つからなくて(月刊誌だから店内検索機にも引っかからない)諦めかけたその時、ポツンと旅行誌の棚の隅っこに置いてあったとさ。 目当ては「NHKでは語られない平成裏ネット史(真)」、10Pばかりの小特集ながら石川英治、橋本和昭、山崎晴可、ばるぼらというメンツが寄稿している。ばるぼらさんの担当した「平成裏インターネット年表」は1989年から「裏」の名の通り、事件性の強い事柄が並ぶ。 「今の時代にもまだ電話の裏技なんかあるんだ!」という驚きと、反対に過去のものとして総括されてしまった若干の切なさが漂う『電話の裏ワザ大全 1989〜2019(内容はラジオライフ本誌電話特集の再録)』という分厚い(100P!)別冊付録も付いてて、たまに買うにはいい特集でした。

”今のオタク”にこそ見てもらいたいカルトQ

YoutubeカルトQが大量にアップされていた!懐かしさの反面、一つの事に熱中し知識を貯め込む行為に新鮮さすら感じるので今の若いオタクにこそ見てもらいたい。

Abernant - YouTube

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OS X10.6.8環境でプリンタードライバがインストール失敗する件

古いPCをイジるのは楽しいがシンドイ・・・。

職場のiMacOS X 10.6.8)でハマったのでメモ。

このiMacにカラーレーザープリンターを接続することになり、その手配を頼まれた。OS X 10.6.8といえばSnowLeopard、10年近く前のMac OSだ。サポートはとっくに切れていて、そもそもこの動作環境を満たすカラーレーザープリンターを探すのが大変だった。昨年の夏頃にもプリンターの話が上がり、調査だけして話が立ち消えになったのがその時見つけた機種ももう市場にない。ようやく見つけたのがNECのColor MultiWriter 5900C2。

jpn.nec.com

一応現行機種で、Mac OS X 10.4以降サポートされている。件のiMacOS X 10.6.8なのでOKだ。早速購入してセッティングしてみるも、プリンタードライバーのインストーラーが「インストールに失敗しました」、Macで2番目に見たくない黄色いビックリマークだ。(一番見たくないのはカーネルパニック

インストールの途中じゃなくて初っ端からコケてる。開始早々思いやられる。ドライバはwebから落とした一応最新版、解凍してマウントできている段階でダウンロードの不具合ではなさそう。こうなるとサポートに聞くしかない。

NECのサポートは比較的繋がりやすかった。症状を伝えて動作環境を再度確認するもどこにも間違ったところはない。ファームウェアも最新版が入っており、マニュアル通りに手順を進めるもやはり「インストールに失敗しました」しか表示されない。サポートも「こちらから提供できる方法はすべて試されましたのでこれ以上は・・・」と及び腰。まあ、分かるよ。このiMac固有の問題っぽいし。

さて、うちにはMacBook Air(late2010)があり、このMBAは買った当時SnowLeopardがインストールされていたのだった。ちょっと面倒くさいがこれを初期化、OS X10.6.8まで戻して件のプリンタードライバをインストールしてみることにした。

「インストールに失敗しました」

ダメじゃんNEC!!デフォルトのOS X10.6.8でインストール出来ないよ!!!

これはApple側になんかあるなと情報を探したところ見つかったのがこれ。

このアップデートにより、一部の Apple ソフトウェアがインストールできない問題が解決されます。このアップデートは、Mac OS X 10.6.8 を実行中のすべてのユーザに推奨されます。

結果としてこれをインストールすることでプリンタードライバをインストールすることが出来た。

今回のトラブルと直接関係はないけど、これもインストールしておくと良いと思う。

OS X10.6 SnowLeopardの最終版だからと言って、何も問題ない訳じゃなかったって話でした。