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aniota的VJのやり方

VJのオファーを受けてまず作るのがDJネーム。いわゆるフライングロゴってやつですね。当然ながら担当するDJが決まってないと作業に入れません。
でも最近のVJはそういうのあんまり作らないみたいですね。あると「ネタがなくても画が持つ」ので便利なんだけど・・・。

次に作るのがイベントタイトルロゴ。と言っても一から作ることはあんまり無く、フライヤーがあればそこからデータもらって流用します。自分がいつも「フライヤーのデータ欲しい」って言ってるのはそういう理由から。

あとはロゴのかぶせに使うネタものの収集。
VJ始めた当初、もう10年以上前になるんだけど、周りのアニメネタVJだとAKIRAとかエヴァとかマクロスプラスばっかだったんで、そういうのの反発からとにかくマイナーなアニメ映像ばっかり選んでた。幸いにして今までの大量のVHSライブラリがあったのでネタにはあんまり困らなかった。
最近はアイドル系クラブイベントによく呼ばれるんだけど、アイドルはここ5年くらいの趣味なんでライブラリがほとんど無い。アイドルは「現場に見に行くもの」であって「在宅でPCに保存しているもの」じゃなかったんですよ自分の場合は。だからオファーしてくれるのはありがたいんだけど、まー毎回ネタを探すのが大変です。うすうす感じていたけど、自分のかわいい子の基準が人と違うみたいだし。
ソースはHDDレコに録画されたものをMTV1000使ってアナログキャプチャで取り込み、DVDをレンタルしてきてキャプチャすることもある。アナログキャプチャなのはゴニョゴニョハンドリングのしやすさから。Youtubeからは直接mp4で落とせるので便利ですね。
そうして得られた動画データを自分のセンスで切り刻み、いくつかはループ素材にしたり、単純に繋げていったり。1分くらいの繋げた映像を数本用意できると事前の作業も終わりが見えて安心できる。なんだかんだでここが一番時間掛かってる。

アイドル系クラブイベントの場合は、多くのお客さんが「今掛かってる曲のPVを欲してる」と思っているんだけどどうだろうか。DJからも「この曲掛けるからこのPV使ってよ」とよく言われるので。でも曲聞いて的確に映像出しするってのは簡単なようでなかなか難しい><

あと今回初めて素材集的なものも使った。時間が無かったのでかなり助けられた。

まるごとFREEでつかえる 動画素材123

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今回、Idolpops for Y'allとアイドルミュージックスクールでは職場から勝手に借りてきたCore i5ノートを持ち込みました。自前のEeePCでも良かったんだけど、ハコも大きくなったので今までのQVGA(320x240)では画的に見劣りしてしまうかなと思って、VGA(640x480)サイズに上げたかったので。EeePCでもVGAサイズの動画は扱えなくはないけど切り替え時に画が止まるのでやっぱりそれはみっともない。でもCore i5Windows7(64bit)を持ってしても画が止まることがあったからこの辺はソフトの限界なのかも知れない。というか使用しているフリーのVJソフトOpenTZTはXPまで対応だったんだけどWindows7でも動きました。
http://opentzt.sourceforge.net/
ちなみにOpenTZT、BootCampしたMacBook Airでは動きませんでした・・・MBAを買ったのはOpenTZTを使うことも見込んでいたのでこれは痛い誤算。