http://d.hatena.ne.jp/usayama_inuzou/20071030/1193695698
Cutie Paiの曲は本当に幅広い音楽性で、エレクトリックサウンドから80年代テクノポップ、ポップス、ハードロックぽいものやギターポップ、ボッサ等々、果ては演歌まで何でもアリです。
それが軸がぶれてしまうんじゃないかとか思っていましたが、それは浅はかな考えで、あらゆるものを広く深く包み込むCutie Paiの懐の広さに追いつけていないだけでした。
今年から聞き出した俺のような新参はやっぱりcosmic少女・プラモガにやられた口なんですが、過去に遡って昔の曲を色々聞き出すとあまりにもジャンルがクロスオーバーしすぎて「一体どれが本当のCutie Paiなんだろう?」という疑問にぶつかります。
でもそんな一見てんでバラバラに見える楽曲の数々だが、どんなに振り幅を大きく振っても全て「アイドル歌謡」というフォーマットに収まっている事に気づくと、アイドルというフォーマットのあまりに巨大で途方もない可能性に驚愕する。秋元康もつんく♂も中田ヤスタカもみんな広大なアイドルという原平野で遊んでるだけに過ぎない。
そして我々Cutieマニア*1はまゆちゃんという一人の眼鏡の女の子が作りだした世界の中で遊んでいるのだ。
*1:「ピチカートマニア」に由来する