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地下的音楽。@新宿red cloth

出演はヨロ昆撫ドラびでおキャラバンテント石橋英子+吉田達也
オープニングはヨロ昆撫。すっかり忘れていたけどヨロ昆撫は西麻布BULLET'Sでやったid:m4n4のライブを見に行った時に出演していたので見てたなぁ。
http://www.bul-lets.com/schedule/2007_01/index.html#0126
「ガレージ・カラオケ・シーン最右翼」というもの凄いキャッチコピーには度肝を抜かれた。そんなシーンが存在するのか!(;゚Д゚)

カメラ持ってきてなかったので携帯のカメラで失礼。
ターンテーブルとCD、レコードではなく、カラオケセットとカセットテープというのがガレージだ。ダンサーの女の子は背が高い上にダイナミックな物怖じしない踊りでステージ映えする。色物っぽく見えるけどクラシックバレエの経験ありそう。ヨロ昆撫トランスは繰り返し聞いている内に段々気持ちよくなってくる怪曲。
時事ネタ映像に乗った高速サンプリングを自身のドラムで追従する*1まさに音と映像を自らのスティック*2で融合させるドラびでおはなんと、今年6月に開催されるヴェネチア・ビエンナーレに出演決定とのこと。名前売れると各方面から色々と厄介な事になりそうだなぁ。

昨年7月発売されたDVD「ドラびでお第一集」は著作権侵害名誉毀損猥褻物陳列罪等のDVDで考えられる法律すべてパーフェクトに触れギネス級の違反物と賞され発売直前に絶版。

確信犯だねぇ(笑)
ちなみに日本からヴェネチア・ビエンナーレに招待される4人のアーティストは山川冬樹、Optum(伊東篤宏:Optron、進揚一郎:Drums)、MASH、ドラびでお
物販にてドラびでおのDVDを購入。キルビルverでアメリカでのライブかな、外人があっけにとられている姿が面白かった。マツケンサンバでBlueMondayやる発想は無かったわ。あージャケット、ヨシカワショウゴデザインなんだ。

中近東をベースにした無国籍パフォーマンスユニット?CARAVAN TENT。サイトを見てもらう方が良いかもね。
http://www.quricala.com/safi/caravan.htm
その迫力に圧倒されました。見事なベリーダンスでした。
ディレクトリを上がっていく東京チンドン倶楽部なのに笑った。メンバーにチンドン屋の当たり鉦(チャンチキ)でパーカッションしてる人がいるんですよ。
今回の目当て石橋英子吉田達也ルインズ*3吉田達也の超絶テクニックに裏打ちされたトリッキーな変拍子が心地いい。石橋英子はちょっととぼけた味のある女性だけどその演奏たるや別人のように激しい。キーボードとフルートの2役をこなす。フルート演奏中の石橋英子に変わって、途中吉田達也石橋英子のキーボードを弾いたり。
とかく参加しているユニットの多い凄腕な両者だが、このユニットでのアルバムは6月中旬発売との事。吉田達也曰く、多重録音バリバリでライブよりもいいかも?とのことだが二人であの音を出す事自体が凄いんだよなぁ。二人なのになんて音が厚いんだ。

つーか2会場で聞き比べるとGOODMANってやっぱり音いいね、決して紅布の音が悪いって訳じゃないんだけど。でも紅布のライティングはちょっと暗いと思う。

*1:なんと表現したらいいか、「ドラムによるコンピュータ・コントロール・システム」との事だが、音付きの映像に合わせて叩いている訳ではない?のか

*2:not penis

*3:ルインズアローン