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ちょこっとイイブック第77回発光する美少女に注目 - 「The MANZAI」(あさのあつこ)

http://journal.mycom.co.jp/column/ebook/077/
本題(書籍紹介)の前振りに突っ込むのもアレだが

直径4mmの「ポッキー史上最も細いポッキー」という商品自体も相当のインパクトがあるのですが、そのCMも商品に似つかわしい破壊力を持っています。
(中略)
つまるところ、美少女だからOKということなんです。

違う違うそんな浅い話じゃないよあれは。と言っても俺もうまく説明出来ないんだけど。
「史上最も細いポッキー」というのは俺はそんな大したインパクトは感じないのね。新垣結衣も特に気にとめたことはない。同じくレンジの曲も。
それが奇跡的に高まって光り輝いているのがあのCMなんだよな。3つの平凡な要素(俺の中の価値は中の上くらいなので)が絡み合ってx3どころかx10くらいにはなっている。

コミックにおいて美少女という記号は、何をやっても許される無敵のワイルドカードです。「タッチ」の南ちゃんしかり、「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイしかり、「ガラスの仮面」のライバル役・亜弓さんしかり、主役だろうと脇役だろうと悪役だろうと関係なく一定した人気を得ます。たとえ絵がそんなにかわいくなかろうと、「美少女」という設定をするだけで簡単に美少女像が立ち上がります。

これもそうだけどこの人の美少女像というのが古いステロタイプすぎるかな。世の中にはエヴァなら伊吹マヤ(のゲー吐くシーン)に、イデオンならハルルの女官に萌える変態もいるんだよ!